Story4・・・・・。

2002年10月18日
テンボスではほとんどあたしの行きたいとこを見て回った♪
彼はあたしの気持ちを尊重してくれる。
簡単に言えばあたしに何でも任せてくれる♪
これがあたしの「自律」(^^)

オルゴール館で楽しんだり、柿右衛門の焼物を見てみたり(これには彼は興味がなかったみたい・・・(^_^;))
シーボルト館で歴史を勉強?したりして、ゆっくり流れてく時間を堪能してた♪

あたしはやっぱりドムトールン(展望台に)上りたくて。「あれに上ろう(*^_^*)」と彼に言った。
あたしは高いところから景色を見るのが好き★
何故かというとね、普段車イスに乗ってるから目の高さが低くて周りが見えなかったりするけど、高いとこから景色を見ると、いろんなものが見えて視界が広がる。
すごく気持ちが良い♪

車イスから降りて掴まり立ちをして景色を思いきり、目に焼き付けていくあたし。
あたしの体を後ろから優しく支える彼。

ここから見ると下にある建物や、歩いてる人たちがすごくすごく小さくて、あたしはまるで巨人になった気分(≧∇≦)♪

もうすっかり日も暮れて街灯がともる。
なんだか外国にいるみたい(*^_^*)

実は夕飯を食べ損なっちゃったあたしたち・・・。
時刻は夕方6時を回って、どこのレストランも人がいっぱい・・・。
ドムトールンから下りて、「ご飯食べ行く?」って彼が訊いたのに、あたしはノドが渇いてて目の前にあったお店でジュースでも飲もうよ!と言ってしまった・・・・。
その間にレストラン街はほぼ満席状態に・・・・(・_・;)
あの時そのまま「ご飯食べ行こう♪」と言ってればテンボスでご飯が食べれたかもしれない。。。
あ〜ぁまたやっちゃった・・・・(~_~;)

チーズフォンデュが食べたくてレストランに行ってみたけど、人がいっぱい並んでた。。
あたしは並んで待つのはけっこう平気なんだけど、彼はこういうのダメな人。
と言うことで却下。。。

なんだかふたりの間に重〜い空気が流れてるような感じ・・・・。
彼の口数もかなり減ってるし・・・・。
ご飯食べたかったんだよね、、、きっと。。。
彼の機嫌を治そうとあたしは必死。。
「ねぇ怒ってる?」とか、「ご飯食べたいよね?」とか「ゴメンネ・・・」とかばっかり口から出てきちゃう。。。
これじゃうっとしくなって、怒ってなくても怒りたくなっちゃうよね・・・。
反省・・・・・。

フラメンコショーがはじまるまで、ただ何の目的もなくただ歩くふたり・・・。
そこへパサージュを発見!!
ここはショッピング街♪
ここで彼に少し休憩してもらって、あたしはほんの少しひとりでウィンドショッピングを楽しんだ。

それからフラメンコショーを観にオレンジ広場へ向かった♪
あたしはフラメンコがけっこう好き!!
あの歌声や踊りにクギヅケになってしまう。。

ショーが終わってしばらくすると雨がホツポツ降ってきた・・・・。

やっぱりあたしって雨女なの〜〜。。。
あと1時間くらいでメインの花火が上がる予定なのに・・・・・。
あたしと彼は広めのバス停で雨宿り。
花火が上がる時間に雨も止んでほしいのに・・・(;O;)
ものすごくあたしは花火が見たかった。
彼とまだ一度花火を見たことがない・・・・。
夏のお祭りにもふたりで行ったことがないから。。。
だからどうしても花火をふたりで見たい!
そんな気持ちが強くあたしの中にあった!!!
「お願い雨上がって!!!」と。
でも雨は強くなるばかり。。。
雨宿りをしていた他の人たちは、もう花火はあがらないだろう・・・と諦めて帰っていく。。
「帰ったほうがいいかな。。」とあたしもついつい言っちゃう。。
彼はあたしの気持ちを知ってたから、ギリギリまで待とう!と言う。

花火が上がる予定数十分前に少しずつ雨が弱くなり、花火が上がるアナウンスが流れてきた♪

・・・・・・・・。

その時奇跡が起こった!!!!!!
あんなに激しく降っていた雨が止んでいった。

花火が上がる前のアトラクションでテンボス中がレーザー光線やきれいな光に包まれいく。

雨が上がった喜びではしゃぎまくるあたし♪
神さまに願いが通じたんだね・・・♪

そして・・・・・・、大きな花火が目の前で上がりだした!!!
ド〜〜〜ンド〜〜〜ン。
とってもきれいだった。
彼とはじめて見る花火♪
感激でいっぱいになって花火を見ながらポロポロ涙が出てきちゃった。
隣りで彼はデジカメで花火を撮るのに夢中♪
そんなはしゃいでる彼がとってもカワイかった(*^_^*)

テンボスを出たのは夜10時を回ってた。
お土産もいっぱい買った♪


いい加減お腹が空いたあたしたち・・・・。
あたしが住んでる街に戻って、新しくできたファミレスで夕食。
ってもう深夜だから夕食とは言わないか・・・(~_~;)


そしてあたしたちがお泊りする場所へむかった・・・・・。

部屋に入ってソファーで少しくつろいで、ベッドにゴロ〜ン。。。

あたしたちはいっぱいキスをして・・・・。
彼が優しくあたしの体を撫ではじめてる・・・・。
そしてあたしたちはいっぱい愛し合った・・・・。

・・・・・・・・・・・。

エッチしたあとあたしたちは話をした。
これからのことを。

あたしは子供が産めないかもしれないっていうこと。
子供ができたとしても流産しやすいあたしの体。
医者はそれだったら結婚しても避妊をした方が良いと言う。
あたしはそんなの嫌だ!
今はまだ結婚してないから避妊をしなくちゃいけないけど、結婚してまで避妊はしたくない。
あたしは彼の子供がほしい。

彼も子供は産んでほしいと言ってくれた。


もう一つ・・・こわいことがある・・・。
それは眠ること・・・。
眠ってしまえばもう二度と目を覚ますことができないんじゃないかと言う恐怖があって、上手く眠れない・・・・・。
あたしはそう長く生きられないかもしれなのだ。。。。

この気持ちはあたしの中で閉じ込めてた。。

だけど彼とエッチをして彼のぬくもりを感じたから、その思いがこみ上げてきて・・・・。

「(死ぬのが)怖いよ・・・・」と泣き出した。。。
涙が止まらなくなった。。。

そんなあたしを強く強く抱きしめて、ゆっくりゆっくり頭を撫でながら、「大丈夫だから」と彼の心の声が聞こえた・・・。

彼も泣いてたんだと思う・・・・。


彼は約束をしてくれた・・・・・。

「圭が毎朝目覚めたらキスをしてあげる」と・・・。

指きりしたら怖さが消えてあたしは眠った・・・・。

つづく。

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